石川県金沢市初のフェンシングクラブが2022年4月に誕生!待望の「金沢フェンシングクラブ」のコンセプトは「楽しく、健やかに、そして靭く(つよく)」
金沢の地にフェンシングを!幅広い世代にフェンシングの楽しさを伝えたい
エスダムスメディアJAPANによる、「ベンチャー・女性の活躍・地方活性化」がキーワードの特集記事の配信が始まりました。記念すべき第一弾は、エスダムスの拠点・金沢より、地域の活性化と持続可能なフェンシング活動の場を目指す「金沢フェンシングクラブ(以下、KFC)」についてお届けします。








公式Instagram: https://www.instagram.com/kanazawa_fencing/ (外部リンク)
- 地方都市金沢にフェンシングクラブがついに誕生!
2021年に開催された東京オリンピックでの金メダル獲得により、一気にその認知度を高めたとされる競技「フェンシング」。その影響からフェンシングに興味を持つ人は増えましたが、全国的に競技に触れる機会とその活動の場は不足していると言えます。石川県では現在フェンシング部を有する高校6校中、4校が金沢市内にあるにもかかわらず、その部員以外は興味を持ってもフェンシングに触れる手段がありませんでした。「金沢市でフェンシングを全世代で楽しめたら…」その強い想いから金沢近郊在住の20代男女現役国体選手達が、2022年4月に、金沢初となる「金沢フェンシングクラブ」を立ち上げました。コンセプトは「楽しく、健やかに、そして靭く(つよく)」。靭(つよ)い心・身体を育み、競技力の向上とフェンシング競技の更なる普及を目指します。
左から、太田、竹内、奥野コーチ。学生時代の先輩と後輩という間柄ならではのぴったりと息の合ったコーチ陣。「中京大学在学中、中京大学ジュニアで指導していてやりがいを感じ、卒業後も自分磨きと共に地域の人々への指導を続けたいと強く思いました。」と語る太田コーチ。代表をつとめる竹内コーチは日本代表として海外遠征なども経験。自身の豊かな経験による指導が、中高生達の糧となっています。
練習に汗を流す小学生。正しく防具を身に着け練習するので、突かれても痛みはありません。
フェンシングは、第1回のアテネ・オリンピックから、陸上・競泳・体操・自転車の4種とともに、途切れることなく実施されている正式競技の1つで、ピストという幅1.8m、全長14mの細長い試合場で、2人の選手が片手で持った剣でポイントを競い合う競技です。種目は3種類あり、その違いは「有効面」と呼ばれる得点となるターゲットの範囲の違いによるもので、有効面を胴体・全身・全上半身に分けた、フルーレ・エペ・サーブルという種目になっています。
日本では、2021年東京オリンピックにおける男子エペ団体金メダル獲得が記憶に新しいですが、2022年4月世界選手権ドイツ大会における女子フルーレ個人銅メダル、同年7月同カイロ大会における女子サーブル個人金メダル・団体銅メダル、同年11月ドイツW杯男子フルーレ個人金メダル、などその後も男女全種目における快進撃が続いています。この流れを受け、日本全体であらゆる層のフェンシング人口増加とレベルアップへの持続的な対応を求められています。
KFCでは、自身が現役選手でもあるコーチがその全種目を指導することが出来るため、クラブ所属選手がコーチとチームを組み、全種目の団体戦に出場することが可能です。2022年7月には、国内最高ランクの大会と位置付けされる全日本フェンシング選手権北信越予選大会へ、コーチとクラブ所属中学生との混合4名で出場しました。中学生にとって一般の一流選手がしのぎを削る大会を経験する貴重な機会となりました。
引用元:公益社団法人 日本フェンシング協会 公式サイト https://fencing-jpn.jp (外部リンク)
北信越予選大会の試合開始直前の整列の様子。気の引き締まる瞬間です。今回はサーブル種目での出場でした。太田コーチがサーブルに取り組み始めたのは大学時代から。これまでに経験したことのない種目でしたが、いざ取り組み始めると面白さ・楽しさが沸き上がり、自然とフィットする自分に気づいたそうです。「3種目どれも楽しいので、是非、全部体験してもらいたいです。」
全国中学生大会で勝利を讃えあう選手とコーチ。一戦一戦が、コーチを信じ自分と向き合う3分間です。
- 生まれ育った地にフェンシングを広め、「繋がり」のきっかけを作りたい
日本人にとって身近なスポーツと言えば、野球・サッカー・水泳などが挙げられますが、これらの競技に共通していることは幅広い世代が活動出来る場所と機会が日本の各地に存在し、望めばゼロスタートもリスタートも可能であるということです。
「未経験者に初めて剣に触れてもらうことはもちろん、フェンシング経験者達が生涯スポーツとして活動を続けられる場を作りたい。そうする事でもっと身近にフェンシングを楽しんでもらえ、フェンシング人口も増やせるのでは。」さらに「これまで自分を育んでくれたこの地で、これまでお世話になった方への感謝も込めフェンシングで地域貢献していけたら。」とコーチ達は語ります。
フェンシングは格闘技であるため男性の方がより馴染みがあると考えられますが、KFCには女性コーチが2名おり男性だけでは見えない視点を広くカバーしています。女性と男性、両方のコーチが多角的に指導することで、男女ともにあらゆる世代の人々がフェンシングを楽しむことが出来る貴重なクラブとなっています。
一人一人のコンディションに細かく対応する奥野コーチ(左)と山コーチ(右)。大学時代にボランティア活動を行っていた奥野コーチは、当時から地域に貢献することにとてもやりがいを感じ、地元に戻っても何か自分に出来ることで地域貢献出来たら、と考えていました。「フェンシングって、やってみると本当に楽しいスポーツなんです!是非見て、体験して欲しいです!」
ウォーミングアップでは、体幹・バランストレーニングと動的ストレッチをバランス良く散りばめ、フェンシングだけでなく全てのスポーツに繋がるトレーニングを実施しています。
活動所在地である石川県立金沢西高等学校にはフェンシング部があり、その部員たちはもちろん、県内高校のフェンシング部所属の希望者達がKFCの練習に参加しています。また、フェンシング経験者である一般の人々も練習場所を求め集まってきています。あらゆる世代が一つの練習場所に集まり、フェンシングを通して繋がり合い、そこからまた新たな繋がりが生まれることを願い、KFCはこれからも精力的に活動を続けます。
■金沢フェンシングクラブ(2022年4月1日発足、4月5日より活動開始)
代表:竹内 凱
コーチ:竹内 凱、太田 匡哉、奥野 聖菜、山 春菜
活動所在地:石川県金沢市畝田東3-526 石川県立金沢西高等学校 トレーニング場
活動日:毎週火・金曜 (19:00〜21:00)
公式Instagram: https://www.instagram.com/kanazawa_fencing/ (外部リンク)
※入会、見学希望の方は上記Instagram DMよりお問い合わせください。
■ライタープロフィール
Sachienne(金沢市在住)
大切にしている事は、家族を大切にそして自分の人生を楽しむこと!
コロナ禍を転機にすべく、楽しみながら仕事が出来るエスダムスメディアJAPANへ飛び込み、自分の新たな可能性を見つけられたらと日夜励んでいます。
会社概要
代表者:山口 貴子
所在地:石川県金沢市森山1-2-1 FW202
業種:サービス業—PR業務
電話番号:050-3204-0372
関連URL
https://sdums.net